異世界で知識チートをするためのblog 〜冒険準備の書〜

今、突然異世界に転生したところで何もできません。備えましょう。

異世界でも夏を楽しみたい!とうもろこしを探そう!【若干飯テロ】

皆さまこんにちは。異世界転生初心者のカスティーです。

 

 

もろこしカスティー

あなたは「とうもろこし」派?「きび」派?地方によって呼び方は異なりますが…共通で通じるのは「コーン」でしょうか。そんなコーンも元々はこの植物を指す言葉ではなく、こういった粒状のものを示す言葉でした。…なんなら塩の粒もコーンだそうです。コーンに塩漬けという意味があるのはその辺なんでしょうかね。コンビーフ(コーンドビーフ)にコーンという言葉がつくのはそういうことです。言葉って面白いですね。

チート野郎を目指して、頑張っていきましょう。

 

 

 

夏の風物詩、とうもろこし!

夏といえばとうもこ…とうもろこしです。雨降りのバス停でおばけと出会う、有名なアニメ映画にも登場しました。

茹でたとうもろこしの山の中から、適当に美味しそうなものを見繕ってかぶりつくと…夏が来たことを実感します。沢山は食べられない親戚の子供に半分に割って渡す時に、私も大人になったなぁと感じました。エモいってやつです。異世界でも夏は来るでしょう。転生後に夏と成長を感じるためにも…とうもろこしが手に入るか、今のうちに確認をしたいと思います。

 

それに相応しい場所に移動しましょう。

 

 

図書館

はい。図書館です。

いやぁ夏ですね。外ではセミが盛り上がっていました。最高ですね。ここにはセミの合唱やとうもろこしなど…様々なものが揃っています。外のセミの種類を調べることもできますが、またの機会にしましょう。

それではいつも通り「中世ヨーロッパで手に入る=異世界で手に入る」という古より定められし掟の下、探していきましょう。

 

●とうもろこしを探そう

とうもろこしと言えば、日本では甘くて美味しい野菜の1つといった立ち位置ですが…世界では三大穀物の一角。それどころか米や麦よりも年間生産量が多い、主食の代表ともいうべき存在です。かく言う私もナチョスとか大好きなので、とてもお世話になっています。あざーっす!

夏を楽しむだけではなく領地発展のためにも手に入れたいですね。まずは、原産地を確認しましょう。

 

 

 

 

原産地:メキシコなど中南米付近

 

 

 

はい。終了でーす。

 

アメリカ大陸原産はッ!!手に入れようが無いんですよぉお…!!ジャガイモ、トマト、ズッキーニなどなど…悔しいお別れの1ページに、とうもろこしが加わってしまいました。

↓【ジャガイモの回】

異世界転生してもカレーが食べたい。ジャガイモ! - 異世界で知識チートをするためのblog 〜冒険準備の書〜

ジャガイモもとうもろこしも無いとなると…異世界の、というか中世ヨーロッパの農業ってかなり大変ですね。2種の植物ではありますが、主食としてだけではなく。飼料、燃料、お酒などなど…。今世の人類にとっても大切な植物です。様々な産業の重要物質と言って良いと思います。マジ凄いです。

つまり異世界では、そのあたりを全て麦で賄っているのでしょうか。それって結構まずい事態なのでは?と思うのですが…恐らくこの辺りは私の知識不足なのかな。麦と一口に言っても小麦とか大麦とかライ麦とか、後はエール・バビロニアン・タブレットに載っていたサスク粉…エンマー粉?もあった筈ですね。

 

そういえば世界史で習ったような気がします。三圃式農業?なんでしたっけ。あれって植える時期によって麦を変える農法だったような。くぅ、学生時代に歴史をサボったツケが異世界転生に回ってくるとは。こんな知識なんの役に立つのか、とか思っていました。異世界転生の役に立つんだよ!!!

学生の皆さま、今の勉強は少なくとも異世界転生には役立ちます。決して無駄にはならないので頑張ってください。私は今から復習です。

 

●いつヨーロッパに来るか確認しよう。

念の為、中世までにとうもろこしがヨーロッパにたどり着かないか確認してみましょう。もしかしたら万が一にも奇跡的に、とうもろこしだけがヨーロッパに渡っているかもしれません。確認作業は大切ですね。

 

…はい。

コロンブスが15世紀末に持ち帰ったそうです。その後世界中に広まっていくようで…あはは。無理です。

 

 

とうもろこし…アウトです。

分かってはいたんですよ…。あのガッチガッチに葉っぱで種子を包んだ過剰包装植物が、人の手を使わずに遠い距離を渡れるはずがありませんからね。近代に野生種であると解明された「テオシント」と違い、人の手がなければ「とうもろこし」は増えることが一切できません。遺伝子組み換えの規定は知りませんが、厳密に言えばこの世のとうもろこしは遺伝子に手が加わっています。色々気にせず食べる派です。

残念ながら、異世界ではとうもろこしは手に入りません。風物詩の一つが得られないのは痛手ですが…本気で航海技術をどこかで手に入れましょうか?一代では無謀でしょうかね。しかし得られるものが農業に限らず有能な神植物たちと考えると…多少の無茶をしてもリターンが大きそうですね。どこかで考えてみましょう。

 

 

 

●ひとまず今世で楽しみましょう。

異世界では中々難しそうなので、今世でしっかりと楽しみたいと思います。

 

 

もろこし!

 

というわけで、ここに実家から送られてきたとうもろこしがあります。ありがたいですね。とうもろこしは届いたその日に茹でてしまうのが一番です…。が、私は上手に茹でれないのでレンチンします。なんならレンチンの方が再現性が高くて好きです。

まずは茹でるために皮を剥きましょう。新聞紙を敷きましょうね。

 

もろこし剥いちゃいました。

 

うひょー。相変わらず綺麗なとうもろこしです。テンション上がりますね。今日はレンチンするので内側の皮を残して髭を取ります。髭の数って粒の数と一緒なんですよー。数えたことはないですが。後、粒の数は基本的に偶数になります。成長の過程で2倍になるらしいです。

綺麗に剥いたら皮を戻して水をかけます。

 

 

 

 

ラップを巻いて。レンジに入れます。600wで5分くらいチンします。そういえば一人暮らしをこの先始める方に忠告です。ラップは高いのを買いましょう。いつもお家で目にしているそのラップを使うのが良いです。安易に安いやつを買うと、特に保存時に後悔します。気になる方はやってみてください。責任は持ちません。

 

 

 

 

おっ良い匂いがして…出来上がったようですね。早速一本いただきましょうか。

 

 

めちゃ美味とうもろこし

 

輝いていらっしゃいますよ。

普通に食べるつもりで出して撮ったので、素晴らしくお皿が適当です。良いんです美味しければそれで。では、早速いただきましょう…。いただきます。

 

パクっ

 

 

 

 

んふっ!

やっぱりとうもろこしは茹でたてが一番ですね!茹でてないけども。めちゃくちゃ美味しいです。穀物らしい甘みのある味もそうですが…食感もシャキシャキしていて良いんですよね。後先考えずに齧り付くのがジャスティスです。気持ち悪い笑みも溢れるというものです。

異世界では入手できないことは残念ですが…折角現代日本にいるのです。今年の夏も満喫してやりましょう。あ、バーベキューとか行きたいですね。焼きとうもろこしも…あれはあれで良いものです…。

 

それでは皆さま、良い異世界ライフをお過ごしください。

マヨコーン軍艦とかも割と好きです!(お別れの言葉)

 

 

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