異世界で知識チートをするためのblog 〜冒険準備の書〜

今、突然異世界に転生したところで何もできません。備えましょう。

お肉に圧迫面接をします。飯テロで〜す。

皆さまこんにちは。異世界転生初心者のカスティーです。

 

カスティー星人

 

異世界どころの騒ぎじゃない事態ですね。「牛肉か〜、牛に跨っている画像を作ろう」と思って…気が付いたらこうしていました。なんでですか???

そういえば、今私がやっているのはアブダクションです。キャトルミューティレーションは、牛さんの血や内臓を抜いて体を放置することを指すようですね。カスティー星人はキャトりはしません。チート野郎を目指して頑張ってみましょう。

 

高い肉を食べる!

先日、契約者さんがお肉の祭典におでかけしてきました。

↓【お肉のイベント!?私もいきたかったなぁ回】

お肉のお祭り…?契約者さんの日記。 - 異世界で知識チートをするためのblog 〜冒険準備の書〜

お高いお肉をお得に買える肉祭。…妙に語感がいいですね。つい口に出してしまいます。そんなお肉ですが、果たしてその味の方はどうなのでしょうか!

 

…。

 

いや、絶対に美味しいんですけれどもね!?

石垣牛や松坂牛は歴とした黒毛和種の牛さんです。それが普段スーパーで買っているお肉くらいの値段で手に入るのですから…、幸福でしかないです。それでもどのくらい美味しくなるのか気になるのが人間という物!今日はあえて、「実は大したことないんじゃない?」というスタンスで味を見てみたいと思います。あえてですよ?

 

というわけで、果たして本当に美味しいのか。今日はお肉の面接を行います。

 

●面接スタート!!!

今日は、お肉を厳しく評価するということで…それに相応しい格好に着替えなければなりませんね。

 

面接官カスティー

どうも人事部…え〜肉事部のカスティーです。今日は圧迫面接をして、ステーキに社会の厳しさを教えてやろうと思います。よろしくお願いします。

では、次の方…どうぞ。

 

 

「失礼します!」

 

 

 

???

えっっっと???

礼儀正しい良い子のようですが…この子はお肉ではないようです。…。一応、自己紹介を…どうぞ。

「はい!私はゴーヤのヨーグルト和えです!」

ゴーヤ…?…。あ、お前あれだ!「メロンとスイカの歴史」の後ろの方に載っていた料理だ!スパイスで炒めたゴーヤにヨーグルトを和えるやつ!

「はい。ヨーグルトのまろやかさの中からのぞく、ゴーヤの風味とシャキシャキ感が楽しい…一風変わった前菜です。」

なるほど…。良いでしょう。お肉ではありませんが、まずはあなたの面接を行います。いただきます…。

 

パクっ

 

…。なるほどね。うん。ゴーヤの癖がスパイスで抜けていて、ヨーグルトの酸味と合わさって独特の風味が生まれています。外国で食べる料理…というか。…うん。私としては得意ではない味でした。

ただ、決して悪くは無いのです。むしろ面白い味です。単に私の舌に合わないだけで…好きな人もいる味だと思います。興味があったら作ってみてください。

 

 

 

では、次の方。どうぞ〜。

 

「失礼します。」

 

 

肉!

 

うおおおおおおおおお!!!

やばい、もう見て分かる。絶対に美味い!…、いかんいかん。今日は圧迫面接をするのでした。と、とりあえず…自己紹介をどうぞ。

 

 

「はい、私はサーロインステーキとランプステーキ…そしてその肉汁で炒めた野菜達です。」

 

うぐう!!!

や、やりますね。自己紹介だけでこの威力。美味しそう感が半端無いです。若干卑怯なくらいです。野菜までついています。化けの皮を剥がしてやりましょう。

自己PRをお願いします。

 

 

「黒毛和牛です。」

 

ぐぅっ!

 

「サーロインは石垣牛です。」

 

ぐはっっっ!!!

な、なんと簡潔にまとめられた自己PRでしょうか。黒毛和牛と名乗れるまで、このお肉たちが歩んできた道のりを思うと…。いかんいかん。今日は圧迫面接でした。

へ、弊社でどのようにスキルを活かしますか?

 

「はい。」

 

 

 

な!なにを!

 

 

柔らかい!

「私は柔軟に物事を捉えて、御社の異世界転生という先の見えないブログに付き合っていきたいと思います。」

 

 

ひいいいいいいい!!!

怖い!この子一周回って怖いぃい!なにこの柔らかさ!異世界転生ブログという、誰に話しても必ず「は?」と言われるこのブログにさえ適用しています。恐ろしい!

く…。どうにか圧迫してやらねば。あ、味を見てみましょう!

 

パクっ

 

…。うめっ。

なんでしょう…人生で一番うまいとかそういうのではなく、レストランで出てくるお肉です。安いお店でも3,000円とかの、THEステーキ。サーロインは本当に柔らかく…、ランプはしっかり美味しい赤身肉って感じです。美味しい。すすむすすむ。

これはですね、脳がバグりそうなんですが…。口の中がレストランでの食事の感覚になっているのです。それで何故か落ち着いちゃうというか…。お肉自身から素人感がなくて「えぇ!お家でこんなに美味しいお肉が食べれるの?」ってならないんですよ。口がここが家だと信じてくれないんです。だってお店のお肉だから。

え?あってます?このサーロインって前回のブログに映り込んでいた1469円のやつですよね。マジですか。そうですか。

 

結論:本当に美味しいお肉

 

色々と本当過ぎて、リアクションすら取れませんでした。圧迫面接をするなどおこがましいことでした。申し訳ない。これからは普通の人間に戻ります。

戻ります

 

お得に買えても、やはり美味しいお肉は美味しかったです。皆様も、卸売のイベントなどあったら覗いてみると楽しい発見があるかも知れません!

 

 

…。

ずっと触れてなかったんですが、お肉焼いたのは契約者さんです。めちゃくちゃ完璧な火の通りでした。あのコンロとフライパンで…凄いな…。俺だと絶対に焼き過ぎました。美味しかったです。あざす!

さて、それはそれとして。残りのお肉と野菜を全て取られるわけにはいかないので、このあたりで急ぎ、失礼します。

 

それでは、皆さま素敵な異世界ライフをお過ごしください。

好きな牛は日本短角種です!フォルムがいいよね!(お別れの言葉)

 

 

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