カスティーに含まれる食物繊維は100gあたり0.5g、ビタミンCは9mgと言われています。
そう言えばビタミンCってアスコルビン酸っていうとちょっとカッコいいですよね。カッコよさというのは大切です。三元豚とか名前の格好良さだけで売ってる節すらあります。
「家畜大好き転生カスティー」的には、三元豚は優れていると思いますが…。今世で言えば、普通の豚です。マジで素晴らしい世界ですね本当に。
異世界に行ったら三元ゴブリンを作りましょう。
●よわよわ転生者
ここしばらくのブログを通して、気がついたことが1つ…。
えっ。私…弱すぎ…?
異世界転生というと、誰もが想像するもの。それが、「手に汗握る戦闘」です。
中には戦闘が本筋ではない物語もありますが…それでも、平穏な生活のために大小の戦いがあるものです。今世でさえ外に出たら7人の敵がいると言います。
しかし…私には今のところ戦闘用のスキルが存在しません。
そこで、今回は。
「異世界での戦い方」を…今世で学んでみたいと思います。
○今世で「戦う」といえば・・・?
さて、戦い方を学ぶために題材を決定しましょう。どうしましょうか…。
ん?
\きゃーーー!/
何か聞こえますね。見に行ってみましょう。
\みんなー!/
\せーのって言ったらカボレンジャーを呼ぼう!/
\いくよー?/
\せーのっ!/
カボレンジャー!!!
こんなところでヒーローショーをやっています。いやーきぐうですねー。
ふむ…。ヒーローってカッコいいですよね。子供たちの人気もあって良いと思います。せっかくだったらチヤホヤされたいものです。
ここは、ヒーローの戦い方を参考にしましょう!
○対象のヒーロー(師匠)を決めよう。
そうと決まれば、どのヒーローの戦い方を参考にするか決めてみましょう。
世の中にはたくさんのヒーローがいますからね。きっと、自分に合った戦い方に出会えるはずです。
・光の巨人
エントリーナンバー1番!3分の活動限界でお馴染み、光の巨人!私のお気に入りヒーローですね。地球出身量子力学巨人が大好きでした。伝わる人には伝わる。
大きいは正義なので、異世界でもその強さは通じるでしょう!
………。
まずは巨大化の方法を探らないといけないですね。
・昆虫バイク乗り
エントリーナンバー2番は、バイク乗りの昆虫改造人間です。前回の昆虫食回はかなり気合を入れた結果、むしろブログとしてはとても読みにくくなってしまいました。ままならぬ。
時間を超える新幹線のやつが好きです。あと、風の街の探偵も好きです。颯爽とバイクで現れる姿は、かっこよさしかないですよね。
まさに憧れ!これは大人気確定です!
バイクに、乗れればね…。
・波ぁ!!!
か〜…!ぼ〜…!か〜…!ぼ〜…!
波ぁああああああ!!!
…。次いきましょう。
・忍者だってばよ。
体内のチャクラを操作することが肝要です。チャクラってなんですか?
・カボカボの実
カボカボのぉ…パンチ!
なんと。カボチャのツルは1日で10cmほど伸びるそうです。
早いけど!遅いんだ!
・カボレンジャー
…あ。結構良いんじゃ無いですか?
ビームは出さず、特殊体質も少ないです。
カボグリーン、カボグリーン、カボグリーン、カボグリーン、カボグリーン!
さぁ、みなさんご一緒に!
外出中だろうとPC/スマホ画面の前で叫んでください!
5人揃って〜?
カボレンジャ〜〜〜!!!
…いや、絵面よ。
ヒーローどころかエネミーの絵面ですね。どうやら、私は増殖しない方が良いみたいです。
…実に惜しかったです。ここまでをまとめると、
・巨大化しない
・バイクに乗らない
・ビームや気やチャクラを使わない
・伸びない
・増えない
上記を満たすヒーローが「私にとって」師匠の理想ということのようです。
しかし、該当するヒーローがいましたっけ…?
う〜ん。
考えていたら、お腹が空いてきました。ちょっと失礼して…。
ん?
<あああああああ!!!
居ましたね!誰もが知っているヒーローで、徒手格闘のスペシャリスト!
小さい頃の私は「手のひらを太陽に透かしてみる“ちしお”ってなんだろう…。赤いのは見えるけどこれ血液だしなぁ」とか思っていました。それだよ。
●炭水化物ヒーローの姿から学ぶ。
と言うわけで、彼の戦闘スタイルを分析して戦闘を学んでみましょう。
2018年の映画を中心に観てみます。
とはいえ、子供向けのアニメ…大人になった私が観て楽しめるでしょうか。
………。
結構アツい!
数年来観ていませんでしたが(サバを読む)、こんなにアツい展開だったんですね。
敵である菌類もカッコいいじゃあないか…。ヴィランズの良さに目覚めそうですが、今回はヒーローに着目します。
さて、そんな作品のヒーローの戦い方ですが…、基本的に「相手の攻撃を避けに避けて、僅かな隙を逃さず全力の一撃を叩き込む」というスタイルの様です。また、相手の防御力を突破できない場合には、生き残ることに全身全霊をかけてチャンスが訪れるのを待ちます。総じて…堅実な戦い方というよりも、一発逆転を狙うような戦い方をしていました。意外ですね。
そのスタイルの長所は、自分よりも強い相手に届く牙となり得ることです。反面…多数の敵との戦いや、自分より実力の低い相手との戦闘には不向きでしょう。
考えてみれば戦う相手は遥かに巨大であったり…機械に乗っていたりとまさに「格上」が多い印象です。正しく「弱きを助け強きを挫く」ヒーローの姿。常に強大な敵と戦ってきた彼にとって必然的とも言える戦闘スタイルでしょう。
よし!
カッコいいので真似しましょう!
一応、カッコいいという以外にも理由はありまして。素晴らしき今世で育った私は、それはそれは大層弱いです。喧嘩など幼稚園を卒園して以来やっていないんじゃないでしょうか。
そんな私が、異世界に転生しても強いということは考えにくいでしょう。絶対に弱いです。自分自身のことです。根拠はなくとも自信があります。
改めて…高火力の一撃を狙い打つ一発逆転の戦闘スタイルは、ヒーローのものである以前に…弱者が強者に一死報いる為の戦い方です。
私にとって理想とすべき姿と言って良いでしょう。
○カッコいい「ほにゃららパンチ」選手権
さて、戦闘スタイルが決まりました。それでは一番大事なことを決めましょう。
それは………。
かっこいい必殺技の撃ち方です。
むしろ本題ですね。あんp…いえカボパンチのかっこいい撃ち方を考えてみたいと思います。
題して!「第一回\チキチキ/かっこいいカボパンチ選手権」〜〜〜!
いえーーーーい!チキチキってなんだぁ!
①基本型
〜避けた後、叫びながら放つ〜
カスティー「あのモンスター。攻撃が全く通らない…!」
私が必死に与えたダメージは…。僅かに、モンスターの外皮を削っただけだった。
カスティー「危なっ!」
箱の様な口が開き、青白い光線が地面を撫でていく。光線が通った跡でなぞった様に地面が燃えていた。あんなものが当たればひとたまりもない。
その時、箱の奥に大きな水晶…。眼球のような物が隠れていくのが見えた。
カスティー「眼球…?そうか!だからあいつ、攻撃をする時は口を開けて…!だけど…。くっ!」
口が開き、水晶が露出する瞬間に攻撃を仕掛けようとした私の足元を光線が撫でていく。この攻撃の中…近付くどころか、避けるだけでも精一杯だった。
せめて、一瞬でも光線を逸らすことができれば…。
スコエノ「近付ければ、どうにかできるんだな?」
飄々とした様子で、細身の剣を帯びた冒険者が現れた。
カスティー「アサツキ君!?」
スコエノ「人違いだと言った筈だ。………奴の魔法は俺に任せろ。お前は真っ直ぐ走れ。」
カスティー「…!ありがとうアサツキ君!」
スコエノ「人の話を聞かん奴だ…さて。」
私が、避けるのを止めてモンスターに向け足を踏み出した瞬間。好機とばかりに、箱の口が輝いた。
しかしーーー。
スコエノ「箱の化け物が…。アリウム家を舐めるなよ?」
モンスターから放たれた光の線が、刃が閃く光と交差する。一瞬、ほんの一瞬ではあるが青白い光線は確かに押し戻された。私のために作ってくれたその一瞬があれば、十分だった。
カスティー「カボ!パぁあああンチ!!!」
ズドーン…!
はい。王道カボパンチといった感じですね。定番ですが、かっこいいからこその王道と言えるでしょう。
②残心
〜放ってから、技名を呟く〜
カスティー「あのモンスター。攻撃が全く通らない…!」
私が必死に与えたダメージは…。僅かに、モンスターの外皮を削っただけだった。
カスティー「危なっ!」
箱の様な口が開き、青白い光線が地面を撫でていく。光線が通った跡でなぞった様に地面が燃えていた。あんなものが当たればひとたまりもない。
その時、箱の奥に大きな水晶…。眼球のような物が隠れていくのが見えた。
カスティー「眼球…、あからさまに弱点かな。」
弱点は見えた。しかし、青白い光線に阻まれてはどうしようも無い。
ツベローサム「手詰まりだね…。どうする?」
直剣を眼前に構えた少年がモンスターから目を離さずに尋ねてきた。
固いモンスターの外皮に、刃はところどころ欠けてしまっている。
カスティー「ツベ君、隙を作って。あの水晶どうにか割ってみるよ。」
ツベローサム「分かった…。あ。“目”にもの見せてやろう!」
カスティー「…あはは。」
苦笑いを返して集中する。そんな足を止めた私に向けて…好機とばかりに、箱の口が輝いた。
しかしーーー。
ツベローサム「大きな目をして、僕が見えていないのかなぁ。アリウム家を舐めるなよ?」
モンスターの“傍”から声が響く。私すら気がつかない間にツベローサムはそこに立っていた。無造作に突き出される剣に対して、眼球は箱からはみ出そうなほど必死に剣を避ける。不安定に明滅するその姿は、このモンスターが初めて見せる感情的なものだった。
ツベローサム「本当に君は、見るべき場所を見ていないね。」
カスティー「はあああああああああ!」
ズドーン…!
ヒュゥウウウウ………
カスティー「………カボ、パンチ。」
いやぁカッコいい!土煙が晴れる中、油断なく敵の方を睨んでカボパンチ。これは勝ちました。
③名乗りを上げて
〜技名を叫んでから放つ〜
私に向けて…好機とばかりに、箱の口が輝いた。
しかしーーー。
アンペロ「俺よりも、冒険者もどきを警戒するってかァ?…アリウム家を舐めるなよ。」
アンペロの大剣が掬い上げる様な角度でモンスターに遅いかかる。その刃が届くより一瞬早く蓋が閉じるも…そんなことはお構いなしに、箱の体ごとモンスターは空高く打ち上げられた。
カスティー「カボパンチ!」
カスティー「うあぁあああああ!!!」
ズドーン…!
いいですねぇ!必死に戦う感じが最高です。泥臭く勝利を拾いに行く姿は、まさに異世界転生の醍醐味でしょう。
④止まらない必殺技
〜技名の途中で放ち、その後に続きをいう〜
カスティー「くらえ!…カボ…っ」
青白い光線の中にカスティーの姿がかき消えた。岩は高温に耐えきれずに割れ、溶け出し、嫌な匂いが辺りに立ち込める。光が収まった時…そこにはただ燃える地面が広がっていた。
勝利を確信したモンスターがニタァ…と、笑みを深める。
ニグラム「アリウム家を舐めるなよ。」
モンスターに突然、影が落ちる。ハッとして水晶の眼球が上に向くと、無事な姿で拳を構える冒険者の姿がそこにあった。
カスティー「パぁああああンチ!」
ズドーン…!
いや、カッコいい。カボパンチを発動させてしまったら、もう終わりという安心感はまさにヒーローですね。
⑤ご一緒に
〜他の人の技と合わせて〜
ケーパ「アリウム家を」
カスティー「男爵家を」
ケーパ・カスティー「「舐めるなよ」」
ケーパ「アンウィンディング!」
カスティー「カボパぁああンチ!」
ズドーン…!
このシーンではBGMにオープニングを流してください。あのアリウム家長男。ケーパ・アリウムとの共闘シーンですね。テンションが上がります。アンウィンディングは時空間をアレしてアレする技らしいです。
●まとめ!
カッコよかったですね。アリウムさん家のお子さんたちが。
【↓アリウム家って何?って方はこちらを】
異世界転生してもカレーは食べたい。アリウム編 - 異世界で知識チートをするためのblog 〜冒険準備の書〜
やはり王道の①も良いですが、個人的には③の技名→攻撃が好きです。今回は叫んでから放ちましたが、呟いてから放つというのもカッコいいかもしれません!
子供の頃に見ていたアニメや特撮を改めて観てみると…当時には解っていなかった物語の展開に驚いたり、最近の映像技術に驚いたり、新たな発見があります。子供向けと侮れないので偶に見るのも良いと多います。いやぁ…。
なんのお役立ち情報も無い記事を書くのは…楽しいですねぇ…!
皆さんも、是非、カッコいい必殺技の放ち方を考えてみてください。
…。
私は、今から体を取り返しに行ってきます。
それでは皆様、良い異世界ライフをお過ごしください。
ロールパンの子が好きです!(お別れの言葉)
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情報が多くなって来たので情報をまとめる場所を作りました。ステータスや食糧庫など
— カスティー【異世界転生準備blog】 (@castea_pumpkin) 2023年8月14日
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